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- Book Intro
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(Japanese) 私たちみんな、病気を抱えている。しかし、気づいていないだけ。
一体病気とは何なのか?懐柔し共生するのは可能なことだろうか?
「コロナ」という単語に飽き飽きする感情を超え、気にも留めなくなってきたころ。
変異ウイルスの(相対的に)低い致死率を経験し、人類はエンデミックに頭を悩ませ始めた。根絶が不可能だという前提で、私たちの選択肢はひとつの方向へと流れゆくしかなかった。
「コントロールしよう」
実際に世界各国では漠然とした恐怖心を抑えつけたまま、風土病としてコロナを受け入れ始めた。統制と義務を通じて得られる短期間の利益より、繋いでいかなくてはならない「人類の発展」という未来の利益のほうが大きいためだ。私たちは生きていく間、様々な疾病にかかるという「事実」を額面通りに受け入れ、それに対する対処方法をしっかりと確立する必要がある。そのためには疾病の本質が何なのか、個人と人類という集団の一員として、最大限科学的に理解する姿勢でいなければならない。
- About the Author
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Lee Seunghun
(Japanese) ソウル大学病院神経科教授。㈱セニックスバイオテック代表取締役、(社)韓国脳卒中医学研究院院長及び脳血管代謝異常疾患学会会長を兼職している。『脳卒中再発見』シリーズは海外で非常に高い評価を受け、1、2巻は『シュプリンガー・ネイチャー』販売量上位25%を占めるベストセラーになった。