- Overview
-
- Book Intro
-
(Japanese) 一緒の世界
一人でいたいけど寂しいのは嫌で、一緒にいたいけどを距離が近すぎるのは困る、似ているようで違う、遠いようで近い、実に難しい近頃の対人関係。この本は自身のライフスタイルに満足しながら生きている、二人の作家の交換日記だ。猫や植物と暮らす小説家は、今の平和な生活をとても愛おしく感じている。フリーランスのエッセイストである夫婦は、誰かと一緒にいるということから安定と幸せを感じている。一度も会ったことのない二人の作家は、だからこそ心置きなく自らの物語を語っている。彼らの物語を交互に読み進めていくと、自分に最も合った関係の形とは何なのかを考えさせてくれる。
- About the Author
-
Choi Junghwa
(English) Choi Junghwa started her career as a writer when her short novel, Palm Beach, won the Changbi Rookie Novelist Award (literary magazine Creation and Criticism) in 2012. Choi received the 7th Young Writer’s Award with her work The Interview. Novels Choi has written include Everything in Its Own Place, Introverts and An Absent Person. Books Choi has co-written include To Hyunnam, No Understandings for Now and The First Word I Learned.
(Japanese) 2012年『創作と批評』新人小説賞に短編小説『パームビーチ』が入選し、2016年若手作家賞を受賞。著書に、小説集『極めて内向的』、長編小説『ない人』、エッセイ『机上生活者のヨガ』などがある。
12
(Japanese) 1980年釜山に生まれ、絵を描く妻と二人で暮らしている。文章を書くことで自分自身を知っていく途中。著書に『私は忘却の動物です』、『好きなことを続けてみます』、『こんにちは、丸』などがある。