- Overview
-
- Book Intro
-
(Japanese) わたしたちはアンニョン (we say hello)
詩人パク・ジュン(Park Joon)の初の詩絵本。西洋画家キム・ハンナ(Kim Hanna)作家とともに作られた。顔も体も白いダンビは、お父さんと一緒に暮らす犬だ。ダンビには友達がいる。ダンビのいる庭にたまに飛んでくる、灰色と青色の羽根の鳥。鳥はよく庭の端にある木に止まっていたり、昼寝をしているダンビの白い尻尾をくちばしでつつくイタズラをしたりしていた。ところが、いつの日からか鳥は来なくなった。それでもダンビは一日に何度も、鳥の止まっていた木の枝を見上げることを忘れなかった。見えなくても描けるというかのごとく。会いたい人に会いたい時、心は近くにある。初めての「アンニョン」から最後の「アンニョン」まで、この本は「アンニョン」という言葉に込められた嬉しさや寂しさの重みを描く。
- About the Author
-
Park Jun
(English) Park Jun was born in Seoul in 1983, and made his debut in 2008 with Silcheon Literature in 2008. He has published the collection of poems, I Could Endure a Few Days with Your Name, We Can See the Monsoon Rain Together and a collection of essays, Nothing Changes Even if You Cry. He has won the Shin Dong-yeop Literary Award and Today's Young Artist Award.
(Japanese) 1983年にソウルで生まれ、2008年『実践文学』でデビューした。詩集『あなたの名前をつけて数日は食べた』、『私たち一緒に梅雨を見ることになりそうです』、散文集『泣いて変わることは何もないが』、『季節散文』、詩絵本『私たちはこんにちは』を出した。絵作家キム・ハンナは、『ほこり記録者』、『ほこりがおならする音』などの展示を行った。日光に反射してきらめくほこりのようなことを沢山集めて、絵と文でゆっくり記録している。