- Overview
-
- Book Intro
-
(Japanese) NOSERSAE
小さくて弱々しい幼虫がいます。一番遅く卵から出てきて、他の幼虫が一生懸命に葉っぱを食べて体つきを大きくしていく間も、小さな幼虫は葉っぱは固くて不味いからと花ばかり食べています。ピンク、黄色、紫の花を美味しそうに食べていると、小さな幼虫はカラフルな幼虫になっていました。友達が蝶になって空をふわふわと飛んでいく時も、小さな幼虫はいまだ幼虫でした。しかし、小さな幼虫はちっとも落ち込んだりめげたりしませんでした。友達が空を思う存分飛んでいる間に、小さな幼虫は草むらでクモ、ミミズ、フンコロガシのような友達をたくさん作って楽しく過ごしていたからです。蝶になった友達が幼虫のところへ来て、蝶になれなくてもいいのかと聞きます。小さな幼虫は凛と答えます。
「うん、大丈夫。僕はカラフルなありのままの自分が大好きだから」
- About the Author
-
Lee Bumjae
(English) ary office worker. But he became so interested in picture books while reading them to his children that he became a picture book writer. He tells stories about something he wants children to keep in mind and draws pictures. Some of his works include ‘Sound monster’, ‘Who is it?’, ‘The good king left alone’, and ‘Dreaming’
(Japanese) 二児の父親で普通の会社員でしたが、子供たちに絵本を読んでいくうちにその魅力にハマり絵本作家になりました。この本は、子供たちが自分自身を愛し、自分がやりたいことをやり、幸せな人生を生きてほしいという思いで作りました。作品に『音怪物』、『誰だ?』、『一人残った優しい王』、『クゴ』があります。