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- Book Intro
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(Japanese) 出てきたり消えたり
ボムは一日中ついてくる黒い存在が気になります。
大きく変わったかと思えば急にとっても小さくなって足の下に隠れたりもするし、瞬く間にに消えたりもします。もういなくなったかと思えばまた現れて、ボムの後ろにピッタリとくっついてボムの行動をひとつひとつ真似します。ボムは自分についてくる黒い存在が面倒くさくて地団駄を踏んだり、力いっぱいに走って引き離そうとしますが全部失敗してしまいます。しかし、空に大きな黒雲が現れるとボムについてきていた黒い存在は消えました。ところが、おかしいでしょう?いざ自分についてきていた黒い存在が無くなると、ボムはなんだか寂しくて退屈です。影の存在に少しずつ気づいていくボムの話を通じて、光と影の相関関係を教えてくれるこの本は、影踏みや影をなぞったお絵描きなどを通じた遊びの過程での自然探求、身体活動などと連携して活用することもできます。
- About the Author
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Ji-Hyun Lee
(Japanese) 大学で幼児教育を学び、保育園の先生として勤務ながら幼児美術や絵本に関心を持ちました。子供たちは小さくて些細なことも見逃しません。「なんで」という質問が質問を呼び、終わりなく続く好気心との闘いです。『現れて消えた』もそんな好奇心から始まった話です。
2012年、全羅南道乳幼児教育教材教区作品公募に『鏡の国アリス』で大賞を受けました。