(Japanese) 1997年1月生まれ。大学では国文学を専攻した。著書に長編小説『楽山楽水』がある。
2作目の長編小説『隣の非婚主義者たち』では33歳の人畜無害な非婚主義者、スジンの物語を描いた。スジンを中心に非婚主義者が共同生活を送る非婚女性の共同体「非幸笑女」が結成され、壁一つを挟んで似ているようであまりにも異なる5人の他人による本格的な同居が始まる。
非婚に対する5人の女性たちのそれぞれ異なる視線、そして社会の視線が重なり、「非婚」について一度でも考えたことのある現代人なら心当たりがありすぎて笑いがこぼれてしまう物語だ。頑なだが滑稽で、あまりにもちぐはぐだが結局は私たちを一つにする力を持つ、キム・ジソ独自の世界が再び誕生した。